今日は、Googleの検索方法について書いてみます。おそらく多くのユーザーの方は、Googleで何かを検索する際、単一のキーワードでの検索をしていると思います。そこで、いろいろと便利な検索方法について例を挙げて書いていきます。
※雨上がり決死隊の宮迫博之さん、蛍原徹さんのお名前をお借り致します。
【「宮迫博之」と「蛍原徹」の両方を含んむページの検索方法】
ここでは、AND検索を使います。
ex) 宮迫博之 蛍原徹
キーワードの全てを含んだページのみを表示します。ここでは、キーワードの順番が結果に影響をもたらします。左側に書かれたキーワードが重視されます。
※補足:「~とは」のように検索するとより効率的に検索ができます。
【「宮迫博之」を含み「蛍原徹」を含まないページの検索方法】
マイナス検索を使います。
ex) 宮迫博之 -蛍原徹
「-」がついているワードが含まれないページが検索結果に表示されます。
ここから更に検索結果を絞り込む時は、検索バーに更にワードを追加します。
※補足:「-」は半角で入力し、「-」の前にスペースを入れます。スペースは全角半角どちらでも構いません。
【「宮迫博之」「蛍原徹」「雨上がり決死隊」のいずれかを含むページの検索方法】
OR検索を使います。
ex) 宮迫博之 OR 蛍原徹 OR 雨上がり決死隊
検索したい語句を「OR」で区切り検索をすることで、複数のキーワードのうち、いずれかが含まれるページが検索結果に表示されます。また、キーワード全てを含めたページも表示されます。
※補足:「OR」は半角大文字で入力します。「OR」の前後にスペースを入れます。スペースは全角半角どちらでも構いません。
【「蛍原徹」か「ほとちゃん」のいずれかを含み、かつ「ドラマ」を含むページの検索方法】
OR検索とAND検索を組み合わせて使います。
ex) (蛍原徹 OR ほとちゃん) ドラマ
「蛍原徹」か「ほとちゃん」のどちらかを含み、かつ「ドラマ」を含むページが検索結果に表示されます。また、全てのキーワードを含むページも検索結果に表示されます。
※補足:AND検索とOR検索を同時に行う場合、OR検索を半角で入力した( )で囲みます。
【検索したいワードが複合語(単語+単語)で構成されている場合の検索方法】
フレーズ検索を使います。
ex) "BSデジタル放送"
検索したい語句が「BSデジタル放送」の場合、Googleでは「BS」「デジタル」「放送」の3つのワードで検索されます。そこで、キーワードをダブルクオーテーションで囲むと「BSデジタル放送」というフレーズで検索できます。
※補足:キーワードを囲むダブルクオーテーションは全角半角どちらでも構いません。
【検索したいキーワードが「a」「the」「it」等使用頻度の高い英単語を含む場合の検索方法】
ストップ検索を使います。
「a」「the」「it」等の使用頻度の高い英単語をストップ後と言い、検索ワードから自動的に除外されます。例えば、「IT企業」は「企業」として検索されてしまいます。そこで、ストップ後の前に「+」をつけて検索することで、「IT企業」で検索することが可能となります。ストップ語単独で検索する場合は、「+」を付ける必要はありません。
※補足:ストップ語検索を使わずとも、フレーズ検索で "IT企業" と検索する方法もあります。「+」は半角入力で、キーワードが複数ある場合は、「+」の前にスペースを入れます。この時スペースは全角半角どちらでも構いません。
【検索したいワードの一部がわからない時の検索方法】
ワイルドカード検索を使います。
ex) "This is * pen"
わからない部分に「*」を入れて検索すると、検索結果は以下のようになります。
「This is a pen」「This is my favorite pen」
「*」を入れておくことで、わからない部分に入りうる言葉を探すことができるのです。
※補足:ワイルドカード検索は、フレーズ検索とセットで使います。
【「雨上がり決死隊」をタイトル名に含むページの検索方法】
タイトル検索を使います。ここでは検索対象がウェブサイトのタイトルに限定されます。
ex) intitle:雨上がり決死隊
※補足:「intitle:」の後にキーワードを入れます。キーワードを複数指定する時は、「intitle:」を「allintitle:」に置き換え、キーワード間にはスペースを入れます。
【「AMEAGARI」をURLに含むページの検索方法】
URL検索を使います。
EX) inurl:AMEAGARI
※補足:「inurl:」の後にキーワードを入れます。キーワードを複数指定する時は、「inurl:」を「allinurl:」に置き換え、キーワード間にはスペースを入れます。
【「雨上がり決死隊」を本文に含むページの検索方法】
text検索を使います。
ex) intext:雨上がり決死隊
※補足:「intext:」の後にキーワードを入れます。キーワードを複数指定する時は、「intext:」を「allintext:」に置き換え、キーワード間にはスペースを入れます。
【「Mac book air」を楽天のサイト内から検索する方法】
ドメイン制約検索を使います。
ex) Mac book air site:www.rakuten.co.jp
キーワードを指定したサイト内から検索したい時は、キーワードの後に、指定するサイトのURLを入力します。
※補足:「http://」を「site:」に置き換えて入力します。検索したいワードと指定するサイトのURLの間にスペースを入れます。スペースは全角半角どちらでも構いません。
【指定したサイトにリンクしているサイトを探すための検索方法】
link検索を使います。
ex) link:www.rakuten.co.jp
※補足:「http://」を「link:」に置き換えて入力します。
【指定したサイトに関連したサイトを探すための検索方法】
related検索を使います。
ex) related:www.rakuten.co.jp
※補足:「http://」を「related:」に置き換えて入力します。
【指定したサイトのバックアップを探すための検索方法】
cache検索を使います。
ex) cache:www.rakuten.co.jp
※補足:「http://」を「cache:」に置き換えて入力します。
【指定したサイトに関する様々な情報を検索する方法】
info検索を使います。
ex) info:www.rakuten.co.jp
上記で挙げた「通常検索」「link検索」「related検索」「chache検索」を同時に行います。
※補足:「http://」を「info:」に置き換えて入力します。
このように、Googleの検索方法も様々です。場合によって使い分けすることで、より効率的な調べ物ができるのではないでしょうか。