facebookのマーク・ザッカーバーグに見る経営者像について、少し書いてみます。
facebookのF8という動画を見て思うのが、やはりマーク・ザッカーバーグは「若者」なんだということです。講演での登場の仕方がビジネスマンとは程遠い、ただの「若者」にしか見えません。非常に高いテンションで、
「Yeah!! Thank you!! Come on!! Woo!!」
と声をあげての登場です。
※動画URL
動画を見て感じた印象としては、「若者」であると同時に世界屈指のビジョナリーでもあるところに、良い意味での大きなギャップを感じました。彼にはきっと、世界はかくあるべきというビジョンがあり、そのビジョンをfacebookという巨大SNSを通じて具現化しようとしているのだろうと思います。
こんなことを言いながら、僕はfacebookをやっていません。なぜなら、今の僕にとってfacebookの提供するサービスは全く必要性を感じていないからです。「サービス」や「商品」から何らかの収益を産み出そうとする場合、「ファン」の存在は非常に大きく、最も重要なポイントの一つだと思います。その「ファン」を獲得するためには「サービス」や「商品」のクオリティもさることながら、経営者がビジョナリー或いはストーリーテラーであるべきだと思います。
ビジョンを語るメリットは「ファン」を作るためだけのものではありません。それは、その言葉を口に出したことの魔力のようなものを享受することができることもあるということです。人は不思議なもので、口にし続けたことは実現できる確率が上がると言われています。正確には、実現すべく動く性質があるのではないでしょうか。
だからこそ、経営者として成功した人の多くは、結果的にビジョナリーであったりストーリーテラーなのだろうと僕は思います。勿論、口にする内容に具体性があるかどうかで大きく違ってくるとは思いますが、このことは経営者にとって非常に重要であると思います。
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