【Vol.8 Training 】
これまで【skill】 categoryでは、ロジカルシンキングとは?ということについて重きを置いて説明してきました。そこで、今回は、ロジカルシンキングをより実践に近づけるためにどういったトレーニングをすべきなのかということについて、書いてみます。
ロジカルなコミュニケーションは、経験量によって伸びます。逆に、慣れなければいつまでたっても使いこなせません。自転車と同じです。いくつもある要素を、縦と横(【So what?/Why so?】と【MECE】)の法則で構造化する癖をつけていくことが望ましいです。
実生活の中でどうトレーニングすればいいかについて考えます。実生活では、多くのプレゼン等の機会があります。その際、構想段階で、単に箇条書きしてまとめるのではなく、本ブログで説明したようなフォーマットを使い、縦横の関係を視覚化することで確認していきます。こうして、論理パターンの枠の中にそれぞれの要素をきちんと整理することが出来れば、論理構成ができたと言えるようになります。
論理構成が出来れば、あとはプレゼンに仕立てあげたり、口頭で説明したりと、具体的な表現をしていけばいいのです。よく、具体的に表現するにあたり、いかに論理的に説明するかという部分がフォーカスされていますが、そもそも構成の時点で論理的でなければ、いくら論理的に表現しようとしても、それは論理的ではないのです。言い換えると、論理構成がしっかりできていれば、ある程度表現も論理的になっていると言えます。